Last Updated 2010/7/30


Cult News No.70

「カルト救出・集中セミナー」開催
元カルト信者の集い
韓国におけるカルト(異端)の最新事情(パート2)
レイモンド・フランズ氏、死去

 

■ 「カルト救出・集中セミナー」開催
 7月24―25日、岡山県倉敷市にある倉敷めぐみキリスト教会において、高山正治牧師によるセミナーが開催されます。統一協会の信者の救出カウンセラーを目指す人々のために、高山牧師が長年にわたって研究し、開発したカルト救出の主張を伝授します。今回は第1回目ですが、毎月、開かれる予定です。費用は、一泊三食・資料込みで1万円です。参加ご希望の方は、倉敷めぐみキリスト教会(TEL086−476−0264、taka@omcc.jp)までお問い合わせください。

■ 元カルト信者の集い

 カルトの脱会者による自助グループ『いたんだ葦の会』が9月13日(月)午前10時半より、埼玉県所沢市にあるカルト研究リハビリ・センターで開催されます。学びのテーマは、『黙示録とカルト問題 パート4』です。参加ご希望の方は、真理のみことば伝道協会の本部まで、お問い合わせ下さい。

■ 韓国におけるカルト(異端)の最新事情(パート2)
 韓国の万民中央教会の創始者イ・ジェロクは罪のない人間で、キリストと同列の存在とされています。神の右の御座にはイエスが座っており、左は空いていましたが、イ・ジェロクは左の席に座る権限を得たと言います。イ・ジェロクの霊は会員を回り、貧しい人を助け、病人を癒し、問題を解決すると教えます。「私の霊は眠る暇がない。神と同じように眠ることもまどろむこともない。神の光と完全に合体している。昼は太陽、夜は月、蛍光灯の中にもイ・ジェロクの霊がある」と主張します。「今週、月を見ると私の顔が映る」と信徒に教え、「見た人は手を挙げなさい」と言うと全員が手を挙げます。次の週に「太陽を見ると私の顔が映る」と教えると、やはり全信徒が「見た」と手を挙げます。霊的な目が開かれた人だけが見えるということになっているために、信者たちは「神のしもべ」からの評価を求めて、あるいは「霊性の低い者」とのレッテルを貼られることを恐れて、そのような現象が起きます。ある徹夜祈祷会で、イ・ジェロクが「今晩、神様が来られる。自分が神様を呼び寄せるので、父も子も聖霊も来られる」と話しました。教会員は皆、白い衣を着て教会に集まりました。イ・ジェロクも同じように白い衣をまとって登場し、講壇の左の席に座りました。真ん中と右の席は空いていましたが、真ん中には父なる神、右にはイエス様が座ると言いました。全員が沈黙して神様が来られるのを待っていると、いきなり放送室から声がしました。「皆さん、静かにしてください。罪ある人の目には見えません。罪のない人には見えます。」すると、一人の女性が「見えた!」と叫びます。そのあと次々に、「私にも見える!」と叫び始めました。そこで、また放送室からアナウンスが流れます。「神様は今、イ・ジェロク牧師先生を抱き締めています。イ・ジェロク先生は神様が愛している終末のしもべです。」イ牧師は「今、神様が帰ります。さようなら。拍手しましょう」と言ってから、説教を始めます。「私は神が遣わされた終末の神のしもべ。私が呼べば、神様もイエス様も聖霊様も来られる。イエス様は旧約の約束を成就したが、私は新約の約束をすべて成就しました」と語ったとのことです。

■ レイモンド・フランズ氏、死去
 ものみの塔聖書冊子協会の元統治体成員で、組織の腐敗した体質を暴露した『良心の危機』の著者であるレイモンド・フランズ氏は六月二日に亡くなりました。八八歳でした。一九七一年に統治体のメンバーとなったフランズ氏は、統治体の権威主義、非聖書的な行動と決断、偽善等に失望し、一九八〇年にものみの塔を脱会。その後、執筆活動による組織の糾弾をすると同時に、組織に疑問を持っている現役信者、及び元証人の相談カウンセリングに専念していました。
 フランズ氏が亡くなって一週間後(六月九日)に、同じく統治体のメンバーだったセオドア・ジャラズも八五歳で、エホバの証人としての生涯を閉じました。他の成員から「ボス」というあだ名をつけられたジャラズは、一九七三年に統治体の仲間入りを果たしましたが、組織の「保守派」のリーダー的存在となりました。その融通の利かない、超保守的スタンスによって、多くのエホバの証人を苦しめたと言われています。その顕著な一例として、児童に対する性的虐待で長老が訴えられた場合、ジャラズは速やかに地域監督を派遣し、「訴えを止めないと排斥にする」と被害者を脅し、黙らせようとしました。その地域監督の中に、ガイ・ピアースという人がいますが、彼は後に(組織への忠誠の見返りとして?)、統治体のメンバーに任命されました。

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